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    モトラのタイヤがパンクした(現在)

     モトラのフロントタイヤを交換する回想話を書いた翌日(2007年3月21日)。そのモトラに乗って港(MMF)にいった。途中、チェーンが外れるトラブルがあったけれど、なんとか港に着いて海に出る。日没前に海から戻り、夕暮れの中をモトラで帰る。1時間半走って家まであと30分というあたりで、交差点をやや急ぎ気味に右折したとたんに、モトラのお尻が「グニュグニュ」という感じでブレだした。

     以前、先達モトラ乗りのWebページ「アトリエ でろり庵」のモトラコンテンツでパンクしたときの経験談を読んだことがあったが、その文章に書かれていた「グニャっと後輪が横滑り」という表現を思い出して、「おおお、まさにこの感触」と、ちょっと感動した。

     歩道にモトラを停めて後輪を見ると見事につぶれている。ただ、釘が刺さっているとかそういう「外傷」は確認できない。空気を入れれば短時間なら何とかなるかもしれない。が、手持ちに空気入れもなければ修理を依頼できそうなバイク屋も車屋もガソリンスタンドも見当たらない。

     進退窮まった私は「きっと、使うことはないでしょう。はっはっは」と軽く見ていたバイク保険のロードサービスを頼ることにした。24時間対応窓口に電話して、保険証番号を言おうとしたら先週継続契約をしたばかりでまだ新しい証書が届いてないことを思い出したり(このときは、標識番号と個人情報のつき合わせてなんとかなった)、現在位置を都道府県から伝えなさいと対応したお姉さんに怒られたりしながらも、自宅までのピックアップを手配してもらった。

     あとは、搬送車両を待つだけ。「バイク保険のロードサービスだから軽トラックがくるのかな」と思っていた私の前に大きな大きなトレーラーがやってきた。ええ、まさかでしょう。トレーラーの運転手が携帯電話を構えたとたんに自分の携帯電話が鳴り出した。「ロードサービスでっす。指定されたところに来ましたが、お客さまはいまどちらにいらっしゃいますか」

    ……とても親切なおじさんだった。

     車の陸送用トレーラーにモトラを一台だけ乗せて、トレーラーは自宅まで疾走した。10キロ以内の搬送は無料で10キロ超えた分はキロ当たり500円になる。私から2000円を受け取ったおじさんは、片側一車線の細い道で陸送トレーラーを軽やかにUターンさせて帰っていった。

     オリジナルのタイヤ「ブリジストンのレクタングル2」は、MOTO SHOP Mで手配できるとして、気になるのがオリジナルのスチール製から交換した「アルミ」ホイールリムだ。やわらかいだけに歪みとか起きていないだろうか。アルミ製は買うと高い。

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