阿武隈 twitter版

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    北東の風に押されて衝突

    2月20日 日曜 曇り 北東の風 風力5(阿武隈独自基準)

    1030上船。1130出港。ジブとワンポイントリーフの組み合わせで帆走。航海ソフトの評価を行いつつ南西ブイを往復。1500帰港。終始曇天で浪もだいぶ被ったが、首回りを守っていたのでそれほど寒くならず。

    出港時、右隣に係留している「SilverWaves II」の左舷中央に舳をぶつけた。船尾から風を受ける状態で後進して離岸したのち、前進に切り換えて回頭しつつ出港しようとしたが、#十分後進しないうちに前進に切り換えた、#左回りスクリュー船で前進時に右回頭が早い、#後進から前進に切り換えて推進力がなくなったときに風に流された、#衝突回避の後進開始が遅れた、ことが原因。

    ハーバーマスターに報告して、「SilverWaves II」船長にも連絡する。

    月夜に快走

    2月13日日曜 晴れ 北東の風 風力3のち4(阿武隈独自基準)

    予報が、日曜日の日中は無風だが夕方から風が吹き始めるという。ちょうど上弦の月を少し過ぎた辺りだ。夕方から出港するつもりで11時に自宅を出発する。

    1300、MMF到着。昼食をとって1400「阿武隈」上船。1440、艤装完了。んん?北東の風が残っている。どうしようか。風が落ちるはずだから夕方まで待つか。迷って迷って1450、出港。北東の風がユルユルと吹くが、ジブとフルメインの組み合わせで1515、帆走開始。左舷後方から風を受けてのったりと進む。天気は晴れ。

    ユルユルと帆走しているうちに、1727、日が沈む。頭の真上に月が輝くが、晴れた空に陽光がいつまでも残る。北東の風がようやく募ってきた。1800、南西ブイを回る。灯質はモールスのD。

    やっとこのあたりから甲板が月光で青白く照らされる。ただ、月が天頂にあるので、よほど見上げないと月が視界に入らない。青白く光る甲板に映る影で月の気配を感じつつ、詰開きで東に帆走る。風が上がってきて時折6ノットを超す快走。こんな帆走はいつ以来か。顔と首元から寒さが染みてくる。ネックウォーマーがあればそんなことはないのに。

    2030、MMF帰港。明日の朝の天気が不確実なので解装する。2200、インスタントラーメンとレトルトのカレーライスをギャレーで作り、風の音を聞きながら食べる。キャビンでストーブを炊いて毛布にくるまり2330消灯。

    2月14日 月曜 曇りのち晴れ。北東の風9メートル(剣埼灯台観測値)

    0630、起床。風が冷たい。0430、キャビンストーブのガスが切れて寒さで目が覚める。雨が降る音が聞こえたような気がした。仕事のメールをいくつか処理したのち、0920、下船。宮川町からバスに乗って帰る。

    無風で漂う

    2月6日 日曜 晴れ後曇り 南西の風 風力1(阿武隈独自基準)

    GPVは午前中のいい風を予想していたが、起きたのは10時。午後に吹くという南の風を期待して11時にモトラで出撃する。

    1330MMF到着。風車が止まっている。迷って迷って艤装して1500出港。風ほとんどなく、フルメインの機帆走で南下する。安房埼灯台を交わす辺りから風を感じた。ゼノアを揚げたがはためくだけで船足は止まった。1600ごろから詰め開きでわずかに帆走れたが、すぐに風はなくなった。そのままセイルを降ろして1630帰港。

    解装して1730、下船。モトラで帰る。途中、雨に降られた。