阿武隈 twitter版

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    11月後半の三連休も陸で過ごす

    土曜日は所用であざみ野に赴く。日曜と月曜は、会津から来た知人と湯河原の旅館で愉快に過ごす。湯河原を離れる月曜の午前中まで天気に恵まれた。



    26フィートクラスのセーリングクルーザーで一昼夜を過ごすのは、慣れない人にとって負担が大きいと思う。船好き、乗り物好き、ぎりぎりアウトドア好きでなければ、数時間が限界ではないだろうか。「素晴らしきかな、ヨットの世界」というはセーリングクルーザーに惚れてしまった人だけの自己陶酔的な感情であって、すべての人が船で過ごして同じように感じるかというと、私はそう思わない。

    週間予報では次の週末も晴れるらしいが、私は大阪に連れ去られる予感。

    昼食とグローブを作る

    11月16日 曇り時々雨

    1100自宅出発。久々にモトラで出撃する。1330MMF着。駐車場ゲートのキー番号が変わっていた。たまたま通りかかった船長に開けてもらえたので助かった。

    1400上船。さらさらと雨が降ってきた。海上はガスっていて視界が利かない。安房埼灯台の沖合いに一隻のセーリングクルーザーが遊弋していたが、「阿武隈」は港にとどまる。

    家から持ち込んだ塩漬けの鶏肉を煮て食べる。「阿武隈」用に買った小振りの卵焼きパンを使った。ソレイユルボンのせまいシンクでも水洗いができるように、「阿武隈」の食器や調理器具はサイズが小さいものを選んでいる。作る料理も大抵一人分だし、人数が多ければ鍋にすればいいし。





    雨が降るなか、今週もキャビンにこもる。だいぶ前からセーリンググローブが破けていた。アンカーケーブルやシートを扱っているとやけどをするので危ない。使い方が悪いのかメンテナンスが足りないのか、5000円のトロフィーがいつも1年ぐらいで破けてしまう。そこで、今回はホームセンターで700円ぐらいの作業用革手袋を調達して、その指先をハサミでカットしてみた。カットした部分には何も処理をしなかった。革も使っているうちにほつれてくるのだろうか。あ、バスコークで固めたらどうだろう。今度試してみよう。




    いままで清水用ポリタンクをおいていたシンク脇(船首側)にスペースにストレージ用のカゴ、もしくは背の低いポリタンクを用意したい。採寸しておく。幅48×奥行き35×高さ37センチ。または、幅45×奥行き40×高さ37センチ。

    1600下船。もう薄暗い。MMFを出発したときは雨が上がっていたが、16号に出たあたりからまた降り始めてきた。なんだか、今年は雨の日にしかモトラに乗っていないような気がする。

    時雨のなかをキャビンで過ごす

    11月9日 日曜 雨 北の風9メートル(剣埼灯台観測値)

    1100自宅出発。三浦海岸駅発剣埼経由で宮川町に向かうバスと接続が悪く、三崎口からバスと徒歩で港へ行く。1230港到着。まるよし食堂でラーメン。

    1300上船。ハーバーマスターからPB保険の証書を受けとる。風はちょうどいいのだが、港についたあたりから冷たい雨が強くなってきた。とても寒くて病み上がりの身にはつらい。きょうはキャビンですごそう。





    キャビンの中も寒かった。ストーブをたいて暖をとる。それでも足りずに毛布にくるまる。音楽を聞いてハーバーガイドを読んで、そのうち寝てしまった。



    屋外用のガスストーブを使っている。火力は十分にあるが換気に注意しなければならない。「阿武隈」は寒冷期の行動が多いので、煙突のついた舶用ストーブが欲しい

    1700下船。すっかり暗くなった海を「Yeehaw!」が帰ってきた。


    三連休はオカで過ごす。

    仲間内で岸壁を占有しておおいに騒ごうぜ、という大きなパワーボートの集団や、槍付けは面倒だから横付けするけど横抱きはさせないからね、という小綺麗なセーリングクルーザーが、近隣のマリーナから収容能力に乏しい伊豆諸島の漁港に大挙してくるので、気候のよろしい3連休は陸で過ごす。

    9月後半の3連休は、家族と湯河原に滞在する。隣接する熱海に大企業資本が集中したのが幸いしたためか、昔の佇まいを残している静かな旅館が多い。



    11月最初の三連休もオカで過ごした。その前の週に風邪をひいてすこぶる体調不良。しかし、休場すること許されず。三連休でじっくり療養しようとしたが、それもかなわず。そのまま、「ここが正念場の大勝負」に突入した。

    つらいのぅー。