阿武隈 twitter版

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    ゲストとAISで遊ぶ

    4月30日土曜 晴れ 南西の風強く
    春の連休にゲストが来てくれた。一泊できるらしい。どこに行こうか。無難に保田か。伊豆大島か稲取か。天気予報は30日午後から1日にかけて時化るといっているが、GPVでは、風速11米程度を予報している。いけなくもない。当日午前中も穏やかだ。
    ゲストと三浦海岸駅で集合。慎重なゲストは無理することないからといってくれる。海岸のお店で早い昼食。乗り物好きなゲストは双眼鏡を持参してきた。ならば、岩堂山で東京湾と相模湾を監視する。目視した船影とAISで取得したデータと照合する作業がやたらと面白い。運よく、東京湾からふじ丸も出てきた。
    岩堂山から見下ろす海は風が強く見渡す海原に白波が跳ねる。これは出港できない。数隻のセイリングクルーザーが難航しているのが見える。「阿武隈」もその1隻になるところだった。天気を読むのは難しい。
    そういうわけで、その日は出港できず。岩場を盗人狩まで進出したり、ゲストの車で三崎の街と油壺を散策したりと陸で楽しむ。その日のうちに下船するゲストの一人を三崎口に送りつつあすなろで夕食。船に泊まるゲストと夜更けまで肩振り。それでも2400で消灯。
    5月1日 日曜 曇り
    0600、起床。寝床にこもったまま、ぼんやりと過ごす。1000、下船。三浦海岸のマックで海を見ながら食事をして解散。次は伊豆の島まで行ってみましょう。

    陽春の海で帆走する

    4月10日 日曜 曇りのち晴れ。南西の風、のち西南西から南東の風。風力2のち3から1(阿武隈独自基準)

    1130、「阿武隈」上船。北東の風がわずかに残っている。GPVの予報ではこのまま風がなくなって午後に南東の風が吹くという。南東の風が吹き始めるのは午後になってすぐか、夕方直前か。

    迷ったが、艤装して1230出港する。かすかに吹き始めた南西の風を受けてゼノアとフルメインの組み合わせで帆走を始める。舷側を流れる水音が少しずつ規則的になって波をかき分けていく。

    1400、風が西南西に回って弱くなる。しばし、船を流して昼寝した。1500、風が吹き始める。帆走を再開。4ノット台で快走する。1600、反転。風を後ろから受けて走るが、風向きが分かりにくくうまく帆走できない。ウィンデックスがないので自分の顔に風が当たる感触とセイルの「張り」で開きを決めるが、微風の追って走りではどうにもうまくいかない。

    1700、夕日の残るなか帰港する。日が長くなった。解装して1800下船。帰りに一緒になった 「Adelita」船長に三崎口まで車で送っていただく。とても助かりました。ありがとうございます。