機走で少しだけ南下する
1230自宅出発。1430MMF到着。港にハワイアンが流れている。陽気な外来艇が入港しているのかと思ったら、意外にも管理棟のスピーカーから流れていた。
保田から帰ってきた「TallBoy」の着岸を補助。船長と奥さんが船内を片付けている間、クルーの娘さんに遊んでもらう。
1500「阿武隈」出港。伊豆半島も伊豆諸島も大西が吹いて風速20メートルを観測しているのに、剣埼灯台は「風弱く」を報じている。きょうは機走で南下する。風は弱いがうねりがのったりと南から入ってくる。城ヶ島南岸沖で昼食。塩漬け鶏肉と玉ねぎのスライスを煮る。食事を終えて反転。港に向かう。
1630、きれいな夕焼けの中を帰港。煮汁に水を加え、沸騰させてスープにして飲む。身体が温まる。後片付けで大鍋を海でゆすいでいたら、なぜか手から離れて沈んでいった。ああああー、初代「阿武隈」から使っていた鍋なのにー。
小物をギャレーのシンクですすいでいたら、蛇口から水垢が出てきた。清水タンクがもうじき空になる前兆だ。次回、給水すること。
キャビンでロープワークをさらう。ストーブを使おうとしたら点火しない。着火の火花も出ているしガスが噴出する音もする。寒い時期なのにこれは困った。ガスランタンでわずかばかりの暖をとる。
いろいろと試してみると、点火時にガスを出しすぎると着火してもすぐに消えてしまうことに気が付く。少しだけガスを出して点火、着火したら少しずつガスの吐出量を増やしてみる。消えそうになったら、ガスをやや多目にする。このとき一時的に炎が上がるがすぐに収まるのでようすをみる。これで、再びストーブが使えるようになった。
1950下船。