強い南風で出港できず
12月21日 日曜 晴れ 南の風16メートル(釼埼灯台観測値)
三崎口からバスに乗って栄町下車。そこから歩いて20分で宮川の港に着く。暑くて汗をかいた。風が強い。南に向いた港の入り口が白く泡立っている。これはダメだ。出港できない。まるよし食堂で食べてから「阿武隈」にいこう。
いつものラーメンを食べようと店に入ったらのりの香りがした。採れたハバノリを干しているところだった。今年はノリの生育が遅れていてこの週末に初めて収穫できたそうだ。ノリの香りに負けてぜいたくにもハバノリ定食を頼んでしまった。
ハーバーマスターからプロパンの充填が農協で受け付けていることを聞く。詳細を問い合わせるため電話番号を確認する。「HARUKAZE」が午前の強風の中、出港していたとのこと。すげー。
1320「阿武隈」上船。機関室のビルジを排出してスタンチューブの増し締めをする。ロックナットと袋ナットの回転方向をまた忘れてしまった。過去の航海日誌を読み返して思い出す。
機関室のシャフト近くに回転方向を示した紙を張っておこうか。デジタルデータにしてBlogに放り込んでおけばX02HTでいつでも検索できるが、確実なのはやっぱり 紙 だ。
袋ナットの締め付けを調整して滴下速度をシャフト回転時で60秒に1滴にする。シャフトを回転させた状態で、ロックナットを緩めて袋ナットをパイプレンチでじわりじわりと締めていく。注意しないとカップリングのボルトに巻き込まれるのでお勧めできる方法ではない。
冷却水ポンプのハウジングを固定する下側のボルトがサビで固着して回らなくなった。メガネレンチでグイッとやったらつるんとなめてしまった。大変だー(インペラの交換はカバーを外せばできるけれど)。
ここのボルトは以前も外れなくなって、そのときは潤滑剤を吹き付けてバーナーであぶってハンマーでたたいてメガネレンチでようやく外したが、今回は最後のメガネレンチでなめてしまった。こりゃこまったね。
燃料タンクに給油。ポリタンクと缶タンクの軽油が空になった。
ストーブの反射鏡を磨く。輻射効率が改善してキャビンが暖かくなったような気がする。
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