阿武隈 twitter版

    follow me on Twitter

    部分食の月を港でのぞき見る

    12月10日 土曜 曇りのち晴れ 西の風強く

    1930、「阿武隈」上船。皆既月食を眺めながら帆走と思ったが風強く断念。港から月を眺める。雲の切れ目から月を覗き見る状況。それでも、皆既食直前までは姿を見せていた月が、皆既と同時に雲の帯に隠れた。オリオンとオオイヌは見えるのに、月がいるところだけに雲がかかる。そのまま、皆既食が終わって部分食に移行しても雲はとれず。月を見るのはあきらめてキャビンで過ごした。


    部分食が終わった0130、デッキに出ると全天雲はなく、一面月光の光で青白く輝く。皆既食で赤く輝く月は見れなかったが、月光で満たされたMMFを堪能できた。そのまま、海に出ようかと思うほどに美しい海だったが、風は静まらず、そのまま0200に就寝。MICSのデータによると、その直後からちょうど程よい風になったようだ。0600に目を覚まして、月が西に沈むまで眺める。それから程なく、東の空から日が昇ってきた。