塩辛いステーキを食べる
ゲストが来ることはめったにない「阿武隈」に友人がやってくる。2008年に来船したときは天候に恵まれなかったが、今回は少なくとも雨は降らないようだ。
11時に横浜で待ち合わせ。京急で三浦海岸に向かう。海辺の食堂で昼ごはん。穫れた魚が少なくて刺身の盛り合わせが頼めなかった。シーズン中はこういうこともあるでしょう。駅に戻って京急ストアで食料を調達。オージーのステーキ肉を用意した。野菜は見切り品を少々。バスで宮川に向かう。
1400、上船。コックピットにオーニングをかけ、セイルをセットする。だが、南風がどんどん上がってくる。出港を見合わせる。明日の朝、風が落ちたらのんびりと帆走しよう。
買ってきたステーキ肉に塩と胡椒をふりかけ、トレイにぎゅうぎゅうと押し込み、軽い塩漬け状態にする。野菜もカットして塩をふっておいておく。
Doonieが家族で楽しんでいた。きょうは船に泊まっていくそうだ。Tallboyの船長と相談事。
1730、日が暮れる前に夕食の準備。といっても、用意しておいた野菜を茹でて肉を焼くだけ。大航海時代風、塩漬け肉のステーキと塩茹固野菜の夕食だ。友人が買ってきてくれた洋酒で乾杯する。塩辛い肉を紅茶で腹に流し込む。
日が沈んでからコックピットで星を見る。夜食にパックごはんとレトルトカレーでリゾットを作る。
2200、消灯。
追記:落水者あり。そのときキャビンにいたが、物音が聞こえても、まさか落水とは思わず、そのままようすをうかがっていた。救助のために甲板にすぐ上がらなかったのは問題。落水者はスターンラインをつかんで自力で上がることができた。大事にならなくてよかった。
4 件のコメント:
ハーバーが近所にあるので、艇に泊まることはほとんどありませんが、
呑んで帰れなくなった時などとか、
レースなどで翌朝早い時には泊まったりします。
良い夜ですね。
落水者、呑んでいたんでしょうか?。
呑んでいると危険ですね。
それも誰も居ない時に。
ウチのハーバーでも事故がありました。
http://white.ap.teacup.com/something/264.html
IIbです。落水してもパニックになることなく、冷静に状況を見据えて、係船索を手がかりに自力で上がってこられるだけの判断力を持っていたようです。
落水そのものより、自分の目で見ていないと、物音だけでは落水に気がつかないというのが、今回の件で一番驚いたことでしたね。
数人のクルーがワッチしていたら気がついてもらえる可能性は高くなるでしょうが、デッキ1人配置、複数でも1人が離れて作業を行う場合などを考えると、一人一人が自分を確保しておく必要があると痛感しました。
土曜の夜、自分も星空を眺めていました。
何十年かぶりに見ました。流れ星を。
三浦は星空が本当に綺麗ですね。
俊介
IIbです。MMFは高度が低い空はもやっていたり明るかったりしますが、東から南の空は暗くて星がすごいですね。8月になると、夜明けに東の山からオリオンが上がってきて、これが、けっこう壮大でありますよ。
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