阿武隈 twitter版

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    燃料と清水をチェックする

    7月12日 日曜 晴れ 南の風4メートル(剱埼灯台観測値)

     MMFへ行く前にシープラザKAZIに寄る。地下鉄で蒔田、蒔田から地下鉄で上大岡、上大岡から京急快特。おお、時間的にさほど変わらない。 MMFの帰りに寄るのもOKだ。

     インペラ、エンジンジング、パッキングを購入。エンジンジングカバーのパッキングはサーモスタット用を兼用するとのこと。エンジンオイルは来週半ばに入荷する。船の備蓄は1リットルで心もとない。ベルトも購入しようと思ったが、1GM用ベルトが型番違いで3種類あって、どれが適合するのか分からない。「阿武隈」で確認しておこう。予備ベルトが1つあるので慌てなくていいか。

     YBMでお世話になったJellyfishさんに偶然会う。YBMからMMFに回航する日に会ったとき以来だ。

    1330、上船。雲は多いが、梅雨明けを思わせるように爽やかで湿気も少ない。先週使ったオイルスキンがまだ湿っていたのでブームに干す。デッキシューズもほぐしたヤーンをブラシがわりにして海水で洗う。

     船内タンクに給油する。スチール缶から扱いやすいポリタンクに移し換えようとしたら、スチール缶の口から軽油が吹き出しデッキに流れ、そのままデッキのスカッパーから海面に流出した。すぐに液体洗剤を散布して油面を沈める。なにをやっているんだ。体が思うように動かない。

     デッキにこぼれた軽油を拭き取るために後甲板ロッカーに入れておいたアンカーやチェーン、ケーブルをデッキにあげる。拭き取ったあと、アンカーを収納し、アンカーケーブルをコイルしなおす。

     コックピットロッカーの中も整理する。テンダーとオールを取り出しやすいように上に積み替える。

     ポリタンクから船内タンクに給油するとすぐにいっぱいになった。2リットルも入れていない。「阿武隈」の燃料は船内タンクの20リットルとポリタンクの18リットル。

     つぎにフォクスルにあるポリタンクの清水をチェック。側面から日光を当てて水中浮遊物の有無を確認する。2つとも問題なし。蛇腹の10リットルタンクの中身も大丈夫だ。小分け用の3リットルタンクは苔が生えて使えない。つぎ来るときに2リットルの空きペットボトルを用意して代用しよう。

     持ってきたパックご飯9食分を「阿武隈」にデポ。次回補充が必要なのは、蚊取り線香を1箱、虫よけスプレーを1本、カセットガスを1セット、レトルトパック、缶詰をそれぞれ適当量。

     古くなったアンダーシャツを割いてスワブを作る。袖の部分は係船索の擦れ止めに使おう。擦れ止め用のスワブの1枚を舵頭に丸めて縛り付け、舵柄が下がらないようにした。オートパイロットのピンが固定できて外れなくなった。

     港についたときは曇り空で薄日が射す程度だったが、徐々に雲がとれて青空が広がり、日光が痛いほどに射してきた。風は南からわずかに吹く。出港しなかったので半袖半ズボンの船内服で作業をしていたが、ほんの1時間甲板で作業しただけで露出していた肌がヒリヒリする。

    1710下船。栄町からバスに乗って三崎口に向かう。

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