阿武隈 twitter版

    follow me on Twitter

    南西ブイで漂いながら昼ごはん

    5月6日 祝日 晴れ 南東の風 風力5のち6(阿武隈独自基準)

     1130、MMF到着。管理事務所前にモンキーが停まっていた。普段はキャンピングカーに搭載して近場の移動に使っているそうだ。同じホンダのミニバイクに「モトコンポ」という車種があって、ハンドルとシートを収納するとちょうど6人乗りライフラフト程度のサイズになる。これを「阿武隈」に搭載して離島で使うと便利だろうと前から考えている。「阿武隈」には寄港地の移動用としてギア付きの折り畳み自転車を搭載しているが、アップダウンの激しい離島では、6段ギア付きといえどポタリングサイクルでは厳しい。

     1200、上船。予報では昼前まで北東の風が強く、後に南の風に変わることになっていた。すでに、風が落ち始めている。タイミングを逸したか。迷ったが、とりあえずセールをセットして出港する。1300。MMFを出るとき、風は南東に変わっていた。

     レギュラージブとフルメインの組み合わせで帆走を始めたが、港内で感じた以上に風が吹いていた。ウェザーヘルムがきつくて舵が重い。ヒープツーでワンポイントリーフを入れる。操舵は楽になったがそれでも「阿武隈」は5ノットから6ノットで快走する。


    オートパイロットのおかげで、こういうアングルで動画が撮れるようになった

     きょうは城ヶ島沖南西ブイまでいき、そこで漂いながら昼飯を食べるつもりだ。ヨットレースがなければ南西ブイの海域は本船や遊漁船があまり来ない。漂って過ごすにはちょうどいい。南の風を受けて「阿武隈」は左舷開きのアビームで疾走する。1400、南西ブイに到達した。「阿武隈」を漂わせて備蓄しておいたレトルトのカレーとパックご飯で昼飯にする。ヒープツーしていたはずなのに「阿武隈」は2ノットで北上していった。

     1430、帰路につく。復航は右舷開きのクローズホールドでほぼ真東に帆走る。海面に白波が目立ってきて波を受け損なうと飛沫を被るようになってきた。ワンポイントリーフでも舵が重い。1530、MMFの入り口に戻ってきた。南風でMMF前の海域は波がうねっていて、セールダウン、係船索とフェンダーのセットに手間取る。1600、帰港。桟橋につけるのに向かい風になるので、速度をいつもより出して進入したが、減速のタイミングを誤ってぶつけてしまった。


    海がうねってきたら波を静かに乗り越えることが肝要。しくじるとこんな感じで波をかぶることになる

     強風の帆走で疲れた。休み休み解装して1730。下船、1800。

    0 件のコメント: