オートパイロットの防水対策
2004年にオートパイロットが不調になって以来、三宅島巡航や伊豆諸島北部時計回り巡航、伊豆大島巡航を人力操舵でこなしてきたが、さすがにしんどい。オートパイロット「SP-1000」を購入した。Defenderのオンラインショップで1月21日に発注して2月11日に届いた。商品399.99ドルに送料65.54ドル。このほかに通関で2000円を取られた。
以前は、26フィートの船としてはワンクラス上のSP-2000を使っていたが、「オートパイロットは消耗品」ということで今回はSP-1000を選んだ。自分の経験では、SP-2000でないと間に合わない海況になると、波に対処するためオートパイロットには任せられなくなる。
ただ、いくら消耗品とはいえ高額商品であるのは変わらない。末永く元気であってほしい。これまで、オートパイロットを2本ダメにしているが、いずれも時化の海を長時間航行して、ザンブザンブとオートパイロットに波が打ち付けたときだった。オートパイロット本体にもそれなりに防水対策が施されているが、それほど強固なものではないようで、カバーをかけるのはスキッパーの常識となっている。それに加えて、ロッドが縮んで本体に取り込まれるときに、海水もボディの中に侵入しているのではないかと考えた。稼働するロッドと本体を防水できる方法はないか。ホームセンターでこういうものを見つけてきた。
家庭で使う水作業用のビニール製長手袋だ。Mサイズで長さ63センチある。指の1本にロッドを差し込む。
ティラーに取り付ける。
動かしてみた。
ボタンの位置をマーキングして完成
2 件のコメント:
はじめまして、nature77と申します。
航海記録などいつも参考にさせて頂いております。
このオーパイカバー、グッドアイデアですね。ロボットアームのようでちょっと笑えます。早速、調達品リストに加えさせて頂こうと思います..(^^)。
nature77さん、コメントありがとうございます。
本当は別な素材を使うつもりだったのですが見つからず、代案で手袋を購入したのですが、あんなにサイズがぴったり合うとは予想していませんでした。あの姿でティラーを握って動いていると「ご苦労さまですっ!」とおもわず声をかけたくなります。
ただ、マーキングをしていた場所から実際のボタンの位置がずれてしまうようで、そのあたりに改善の余地ありと考えています。
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