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    モトラのチェーンを交換する(現在)

     そういうわけで、4月1日は日曜なのに港にいけず、モトラのドライブチェーンを交換する。その前に、見当たらないチェーンアジャスタを捜したが見つからない。時間をかけたが駄目だった。

     後輪を外すまではきのうと同じ作業になる。ただ、チェーンの交換なので、ハブもリムも外さなくてすむ。楽勝かと思いきや、リアスプロケットを固定している「サークリップ」外しで手間取った。サークリップの取り外しは先達のモトラ乗りも、そのWebページやブログで苦労した経験を紹介している。ただ、専用工具を使えばすぐに外せるそうなので、私も近所の工具店で先端を取り替えられるものを購入してきた。1360円。

     これで、すぐに取り外せると思ったらっ。

    「サ、サイズが足りない……」

     先端をいっぱいに開いても「固定されているサークリップの穴にちょうど入る」幅しかない。この状態からさらに開いてくれないとサークリップは取り外せないのだ。結局、先達のモトラ乗りが経験した苦労を私も味わうことになった。ラジオペンチでぐぐっっと広げ(何度も外しながら……)、開いたすき間を「強力ねじ回しペンチ」でつまみ(つまむ前に何度もペンチが外れた……)、強引に「引っこ抜いた」。この工程だけで30分を費やした。


    やっと外れたスプロケットだ、チクショウメ


    ダンパーはまだいけそうだ


    新旧スプロケットを並べる

     サークリップが外れればスプロケットの交換はすぐできる。しかし、サークリップの取り付けでまた苦労することになる。ラジオペンチでぐぐっと開いて片側だけど潜り込ませ、あとは「強力ねじ回しペンチ」でつまみながら強引に「押し込んだ」

     チェーンの交換方法も先達モトラ乗りの言い伝え「古いチェーンに新しいチェーンをクリップでつなぎ、ギアをニュートラルにしてチェーンを送る」を真似させていただいた。ここでも古いチェーンのクリップを外すのに手間取る。オイルが固着してなかなか外れない。ブレーキクリーナを吹きかけて固着オイルをふき取って、やや「強引に」クリップを外して(チェーンクリップを外すときは回転方向にずらし、ロックするときは回転方法と逆にずらす)、新旧チェーンを接続。簡単に作業は進んだ。

     あとは後輪を組み込めばいい。ただし、チェーンの張りを調整してアスクルシャフトの位置を決めなければならない。片側しかアジャスタがないので、まずそこで張りとシャフト位置を調整する。この作業はアスクルシャフトを組み込んでボルトを仮止めした時点で行う。今回は前から3つめの目盛りでちょうどいいようだ。場所が決まったら、片方しかないアジャスタを調整してシャフト位置を固定し、それから反対側のシャフト位置を目盛りで合わせてそこでボルトを締める。今回はこの手順でシャフトの位置を固定した。

     本当なら、このあと、バッテリーと左バックミラーをパーツショップで調達してきたかったのだが、「なぜか」作業途中から雨が降り出してきた。きのうはそういう天気だったから割り切れたけれど、きょうはまだ降らないと思っていたのに。私が作業を始めると「いつもいつも」風が吹いたり雨が降ったりと、実に「メンテナンスに向かない」日和になってくれるよ。



    雨降りの中、パンクも直ってチェーンとリアスプロケットを交換したモトラ

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