式根島滞在
係留場所のシフトに対応するため0400起床。0500、係留場所を「にしき2」の後ろにずらす。雨強し。一時キャビンで待機、していたら寝てしまった。
0700、雨上がる。テンダーを出してきのうテトラポットにおいてきたもやいを回収する。テトラポットに飛び移ったらテトラとテトラの間に挟まって動きがとれなくなった。危うかった。
そのままテンダーで遊んでいたかったが、きのう痛めた肩がいよいよひどくなって船に上がる。これもひと苦労した。
0900、テンダーを収納する辺りから晴れてきた。天幕を張り、濡れた衣類を乾かす。にしき2で新島に行く家族連れと出会う。会話が弾み、式根島に戻る夕方、阿武隈に招待する。
潮が引いて岸壁がいよいよ高く、肩を痛めたこともあって上陸できない。投げ縄の要領でボラードにもやいをかけ、そのエンドにモヤイ結びを2連でこさえて縄ばしごにする。なんとか上陸できた。
そのまま、式根本道を歩き30分で島の反対にある海岸まで歩いた。島をあちこちと歩き回り、「阿武隈」に戻る。連日のレトルトと缶詰に飽きて、帰る途中にスーパーでソテー用の分厚い豚肉を2枚も買ってしまう。塩をふって寝かせておく。
昼前にあった家族連れが来船。楽しい時間を過ごせた。一緒に式根島に寄港している「ノーザンライト」のみなさんには温泉に誘ってもらった。明日の準備が忙しく一緒にいけなかったが、今回の式根島は入港で苦労したものの、いい出会いがたくさんあった。
豚肉の塩漬け焼きを食べながら、夕焼けに染まる新島を眺める。1900、菊水旅館でひさびさの入浴。生き返った。
あしたは早い。日の出とともに出港するのもあるが、漁師さんによると北東の風が強くなって悪い波が入ってくるかもしれないとのこと。新島本港で懲りているので、その警戒のためもあって、早く起きる必要があるかもしれない。すでに阿武隈が大きく揺さぶられている。
2030、まもなく消灯。明日の起床は(とりあえず)0330の予定。右肩は相変わらず使えない。
4 件のコメント:
右肩心配です。
私は左肩脱臼の癖を持っていますので。
湿布よりジェルタイプの筋肉鎮痛ぬり薬がいいんですが。
薬局を調べましたが、診療所しかない様ですね。式根島には。
新島村国保式根島診療所
東京都新島新島村式根島311-1
TEL: 04992-7-0019
明日は大陸の高気圧が張り出しますね。
北東ですと上りではないでしょうか。
バウでハンクスジブを降ろす時、風向次第では、両手を上げておろすことになるでしょうから、つらいのではないでしょうか。
くれぐれも気をつけてくださいね。
もう一日休んでから出港されてはどうでしょうか。
楽あれば苦あり、苦あれば楽あり。
まるで人生ですね。
クルージング先で会った人と仲良くなるのはとっても楽しいですよね。
野伏の赤灯台、久しぶりに見ました。
肩の具合、悪そうで。
無事のご帰還を・・・
俊介さん、えむりさん、たまちゃん、
コメントありがとうございます。
IIbです。
式根島の診療所は島内を歩いていて見つけたのですが、「これで船で帰るのはいかーん」と言われてもどうしようもないし、とそのまま素通りしました。
体が不調なときは、「無理してがんばる」ではなく、「使わなくてもいい方法を考える」と、帰りの航海で思ったのありました。
阿武隈に招待した家族とはアドレスを交換しました。私が相模湾で四苦八苦しているときに、もうすぐフェリーが東京に帰港するとメールがありました。これが縁で阿武隈にまた遊びに来てくれるとうれしいなあ。
ああっ、画像がひっくり返っているー。
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