阿武隈 twitter版

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    保田沖海戦3~「阿武隈」苦戦す

    8月21日 土曜 晴れ 南の風 風力2(阿武隈独自基準)


    (twitterが発端の「海戦ごっこ」が保田沖で勃発! 湾マリ水軍「SIESTA」と三浦水軍「阿武隈」は、ついに砲門を開いた!風上をとられた「阿武隈」に勝機はあるのか?)

    お互いがすれ違って、いったん砲撃が止む。「阿武隈」は風上を取るべくを船を回すが相変わらず風に立たない。そのままノタノタと直進する。だが、「SIESTA」はすれ違った直後にすばやくタックを返し、「阿武隈」の風上側から追い抜きざまに撃ってくる。「阿武隈」も反撃するが風下で水流が「SIESTA」に届かない。

    すばやくタックして阿武隈の左舷後方から迫る「SIESTA」
    くっそー、敵ながら、かっこいいぜ
    水鉄砲の射程は6~8メートル。しかし、風の影響を受けるため……
    風下の船が有効弾を叩き込むには、これぐらい接近しなければならない

    「ヒェー、冷たいぃぃぃっ」

    「SIESTA」は、氷で冷やした水を水鉄砲に装填していた。「キンキンに冷やした水流で敵を飛び上がらせよう」という魂胆だったらしいが、暑い中、微風の東京湾を横断してきた寝不足気味の「阿武隈」乗員は「冷たくてきもちえええええ」とかえって喜んでいたのは不幸中の幸い。

    戦いは、風上を奪えない「阿武隈」が軽快に舞う「SIESTA」に翻弄されまくる一方的な展開になった。マストヘッドリグでメインセイルが小さいためスピードが出ず、風にも立てない「阿武隈」の帆走能力以上に、ミート直後に機敏に操船できない船長兼操舵手(それは私)の未熟さが敗因であるのは、「ヨットが初めて」という「阿武隈」のゲストにも明らかだった。


    航過後すぐに回頭動作にかかる「SIESTA」と。漫然と進む「阿武隈」との違いは、帆走性能以上に勝敗に影響した

    戦いも中盤を過ぎると、動きのとれない「阿武隈」に同情したのか、「SIESTA」は風下から接近してきた。


    激しく砲撃を交わす「SIESTA」と「阿武隈」

    一方的だが激しい海戦は約10分続いた。事前に決めていた戦闘終了時間だ。「SIESTA」から、「ここまでにしよう」と声かががる。戦いは「阿武隈」の惨敗。圧勝した「SIESTA」は「阿武隈」を先導して保田漁港に入港した。

    2 件のコメント:

    KAH さんのコメント...

    なにっ!いつの間にか3回戦!!
    じらし方は「巨人の星」とばかり思っていました…
    この後,保田漁港で轟沈ですか?

    匿名 さんのコメント...

    KAHさん、IIbでっす。

    父ちゃん!船が風に立たないんだっ……。
    「SIESTA」のかっこええ画像をビデオからキャプチャーしていたら、ついつい、ボリュームが増えてしまった!