阿武隈 twitter版

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    保田沖海戦2~「阿武隈」奮戦す

    8月21日 土曜 晴れ 南の風 風力2(阿武隈独自基準)

    (twitterが発端の「海戦ごっこ」が保田沖で勃発! 湾マリ水軍「SIESTA」と三浦水軍「阿武隈」は、敵の奇襲を警戒しつつ、じりじりと射程距離に近づいていった。撃つか!撃たれるか!)

    「いまにも撃ってくるかも!」と緊張が最高潮に達したときっ、「SIESTA」の全員が手を振ってきた。こちらも手を振って応える。

    終始「紳士的」だった「SIESTA」

     「すぐにいいぃ!始めますかあああぁぁぁっ!」「次にいいぃぃぃ!ミートするタイミングでえええぇぇ!始めましょおおおおおぉぉぉ!」

    ということで、両艦はそのまますれ違い離れていく。「阿武隈」は反転して「SIESTA」の風上を取るべく南西に向かう……はずが、メインセイルだけの「阿武隈」は、ゆるゆると西に向かうばかりで風上に全然上がれない。一方、「SIESTA」は軽々とタックを返し、右舷開きで「阿武隈」の風上から向かってくる。

    うわわわ、風上から来るぞおおぉ!

    水鉄砲の射程は6~8メートル。陸上で遊ぶなら十分でも海上で撃ち合うには短い。なので、互いにギリギリまで引き付けて砲門を開くことになる。

    「シエスタ」がじわりじわりと近づいてくる。帆船小説で戦闘直前の場面でよくあるようなシーンが、現実に展開している。それゆえ、「くるぞおおおおぉぉぉ! 引き付けて、よく、ねらえええぇぇぇ!」と船長は一人で興奮していたりする。

    くるぞおおおおぉぉぉ! 引き付けて、よく、ねらえええぇぇぇ!

    いったん接近すれば、反航してすれ違いさまに撃ち合うので、砲撃できるタイミングはわずかしかない。両艦とも、水鉄砲を構えた砲手に手を伸ばせば届くほどに接近した。

    「かまえぇぇぇぇー!てーっ!!」

    帆船小説なら“雷鳴が轟くような”どっこーん!という効果音が入るところだが、そこは水鉄砲なので「プシュー」という音と共に、互いの船から水流が飛び交う。

    左砲戦!各自、狙い定まり次第、撃ち方始めっ!

    が!

    風上から撃ってくる「SIESTA」の水流は風にのって「阿武隈」の乗員に次々と命中するのに、「阿武隈」の水流は風に押し返されて有効弾にならない。しかも、「シエスタ」の水鉄砲は「阿武隈」のそれよりひと回り大きいようだ。
    くあーっ。

    風上をとった「SIESTA」の砲撃は次々と命中する一方、「阿武隈」の水流は風に押し返される

    2 件のコメント:

    俊介 さんのコメント...

    ポジション争い、おもしろいですね。
    これからお互い距離を置いて、風を見てにらみあいのシーンもあったりして(笑)。

    敵艦の鉄砲は一回り大きかったんですか。
    これはきついですね。阿武隈さんの今の水鉄砲、少し細工すると飛距離伸びませんかね。

    いろんな楽しみがあって、そうそう軍艦旗も、おもしろいですね。

    匿名 さんのコメント...

    水鉄砲の水流が風の影響を受けるので、風上の優位性は予想以上に大きかったですね。で、風上を取るために優れた操船が必要になると。

    Twitterでも流しましたが、「海戦ごっこ」は、スタート前マニューバーとミートにおける機動といった、マッチレースで最もエキサイティングな場面をぎゅっと詰め込んだ感じですね。

    水鉄砲の水流は改造すると改善するかもしれませんが、安全基準などを考えるとリスクが高いかもしれません。

    旗印は、やっぱ、欲しいですね。実際、旗を掲げたら気分が盛りあがったっす!