阿武隈 twitter版

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    今週も行けなかったよ。

    5月13日 日曜
     大型連休が明けた5月7日から忙しかった(仕事的には5月1日からずっと)。木曜日には終息して、週末は船にいけると思った矢先の金曜日に、月曜昼締め切りの仕事が発生した。土曜日は家族の大事な用事で動きがとれず。結局、この週末も船に行くことができなかった。

     3回連続で週末に行けないと、実質1カ月船が動かせなくなる。海が温むこの時期、出港しないでいると船底とスクリューが汚れる。それが一番の懸案だ。2006年も6月から7月にかけて船に行けない期間があった。その7月、船底塗装をしてもらうために、MMFから油壺造船所まで回航してもらおうとしたらスクリューが団子になって船が動かず、テンダーで曳航してもらった。あれは、“船長”になってから最も「恥」と感じた出来事だった。2004年3月に新島港へ係留したとき、強い西風にあおられた「阿武隈」が船体を一晩中岸壁に打ち付けたあげくに、甲板が割れてしまった不始末より恥ずかしかった。

     とはいえ。土曜日の昼に仕事を片付けていれば、船に行く時間は作れたのではないか、とも思う。野本謙作氏もその著書の中で船で旅する前は「それでも出かける前は降りかかる火の粉を振り払い、たたき伏せ、といった感じだった」と述べている(スピン・ナ・ヤーン p.71より)。

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