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    機走で三崎と諸磯と油壺を巡る

    機走で三崎と諸磯と油壺を巡る

    7月1日 日曜 曇り 南の風 風力0~1(阿武隈基準

    1030、自宅出発。1230、上船。

     順番からすれば「FRPで甲板修理」のはずだが、どうにもこうにも海に出たくなった。幸いにして風はほとんどなく、船に負担のかかる帆走はできない。これなら機走でも恥ずかしくない。上船すると、セールもセットせずにそのまま舫いを外して出港した。三崎港をぐるりと回って戻ってくるつもりだったので、舫いもフェンダーもそのまま(通常はクリートから舫いを外し、フェンダーはライフラインから外してロッカーにしまう)。でも、舷側に下げたフェンダーだけは甲板に上げておいた。

     連休でもないのに、三崎港は満杯だった。久々の出港だったので、そのまま戻るのは物足りず、相模湾に抜けて諸磯と油壺も回ってみた。MMFを出港して三崎港に寄り道して油壺まで1時間強。諸磯も油壺も停泊しているヨットからしてYBMやMMFと違う。道路に面している諸磯と違って油壺の奥の雰囲気は好きだ。昼間のひと時だけでいいから、油壺のブイに舫いをとって過ごしてみたい。一晩過ごせたら最高だ。


    三崎港は二重係船になるほどの盛況



    油壺にあるボートハウス。このまま朽ちてしまうのはあまりにも惜しい



    油壺の入り口にある東大の臨海試験所をバックに出港する木造のヨット

     復路も三崎港を経由する。北条湾(ここの情景は三崎港で一番好きだ)を航行しているときに船底から「ガスッ」と衝撃を受けた。何かスクリューに絡んだかと思ったが船は進んでいる。GPSを動かしていないのでスピードの変化は分からないが、何かおかしい。湾を出てスロットルを上げると八分めと十分めとでシャフトの音が変わらない。船の「勢い」も変わっていないように“感じる”。

     そのまま、MMFに帰港。防水カメラ「Optio WP」をボートフックに縛りつけ、動画モードで船尾から水中に沈めてスクリューを撮影する。引き上げて撮影画像をチェックするとスクリューに藻が絡まっているのが確認できた。海パン一枚で海に潜って藻を取り除く。海水は冷たかった。



    スクリューを防水デジカメの動画で撮影。撮影開始から4秒のカットにスクリューが映っている

     1800下船。来週木曜から船底塗装をお願いするので、油壺造船所のスタッフに船の鍵を渡す。

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